インタビュー:リレーションサロン(一般社団法人日本リレーションサポート協会)


こんにちは、おひとりさまのための死後手続き相談窓口のわたしご(「わたしの死後手続き」の愛称です!)運営スタッフのHです。

わたしごでは、提携パートナー法人の方々に、事業内容の紹介や死後事務、生前契約の「今」を語っていただくインタビューをリレー形式でお届けしていきます。

今回は、リレーションサロン(一般社団法人日本リレーションサポート協会)の山口里美さんにインタビューをさせていただきました。

今回インタビューさせていただいた方

山口里美

やまぐち・さとみ

一般社団法人日本リレーションサポート協会・代表理事

Profile Picture

行政書士・司法書士法人との連携

山口さん

山口です、よろしくお願いします!

さっそくですが、事業内容について教えてください。

山口さん

法的サービスとしては弊社と、グループの行政書士・司法書士法人の連携により、「身元保証」「見守り・生活支援サービス」「任意後見」「任意代理契約」「遺言書作成」「死後事務委任契約」「尊厳死宣言公正証書」を行っております。

そのほかに行っている事業はありますか。

山口さん

「不動産の売却」「介護事業」「遺品整理」「墓じまい」などのご要望も提携業者さまへおつなぎしております。

創業にいたるまでの経緯を教えてください。

山口さん

司法書士は創業26年目、行政書士は創業24年目ですが、相続周りのご依頼者の皆さまが、弊社の対応にご納得くださり「あなたに不動産の売却先を探してほしい」「介護施設を探してほしい」「身元保証人になってほしい」等というご依頼ごとが増えました。

士業以外の依頼が増えたことが創業のきっかけですね。

山口さん

はい。そこから、生前契約を専門としてご紹介する団体「一般社団法人日本リレーションサポート協会」を立ち上げました。

母体が国家資格者の事務所

日本リレーションサポート協会の経営理念を教えてください。

山口さん

感動を超えるサービスで「人の想いをつなぐ」です。

依頼者へのアピールポイントはありますか。

山口さん

私たちの強みは「母体が国家資格者の事務所であること」です。

それは心強いですね!

山口さん

いい加減なご対応をすると本業の資格を失うこととなりますので、「個人情報保護」「秘密保持」などは徹底しております。

具体的にどのような体制を取っていますか。

山口さん

「身元保証」「死後事務委任契約」でお預かりする「預託金」は、信託会社の口座でお預かりし、敢えて、第三者機関の承諾なしには引き出せないフローとし、客観的にご信頼いただける体制を取っています。

母体である司法書士・行政書士の拠点はいくつありますか。

山口さん

司法書士・行政書士は全国で13拠点展開しております。

関係者様が各地に点在しておられるような事案でも、スムーズに対応させていただくことができます。

ご相談者のお気持ちに寄り添いながら

ここ最近の依頼者の傾向があれば教えてください。

山口さん

最近は、特に「おひとりさま」のご依頼が増えましたね。あとは、子どもさんがいらっしゃるご夫婦からは「子に迷惑をかけたくないので」と「身元保証をしてほしい」などの契約ご依頼をいただくようになりました。

子どもに迷惑をかけたくないと思う方は多いのですね。

山口さん

そのようです。子どもさんと離れて暮らしていて、「頼りたくない」などの理由で来られる方もいらっしゃいます。

依頼者は高齢の女性が多いとのことですが。

山口さん

はい。一人で暮らすことが難しくなり施設に入る方や、ご病気により急ぎで病院に入院される方など、身元保証をご希望されるケースが多く、かなり緊急を要するご相談があります。

印象に残るお客さま対応はありましたか。

山口さん

他社で契約をされている方から、弊社に変更したいというお客さまがいらっしゃいました。

理由は、機械的な対応や料金の変更にご不安を抱えてしまったということでした。

機械的な対応や料金変更は依頼者にとって不安になりますよね。

山口さん

おっしゃるとおりです。私たちはご相談者のお気持ちに寄り添いながら、一つひとつお話をお聞きしていきました。「あなたと話をして、信頼できると思ったから是非お願いしたい」と言っていただき、お客さまのご不安を取りのぞくことができました。

法律用語を使わず、お客さまの立場で

依頼者からよく相談されることがあれば教えてください。

山口さん

昨年からコロナ禍の影響もあり遺言書の作成依頼が急増しました。

メディアで著名人のニュースを見たり、知人の突然のご逝去が影響していると考えられます。

自身も心配やご不安を感じたのですね。

山口さん

特に、遺言書の作成を希望される方は男性の方が多いですね。

相続税のありなしに関わらず、最近では一般の方のご相談が増えています。

公正証書はどのように作成しますか。

山口さん

公正証書はお客さまに直接ご希望を伺い、提案させていただき、10日程で完成いたします。ご自分で作成される場合は各種手続きが複雑になるため、一ヶ月程はかかりますので、公正証書をおすすめしております。

10日で完成するのですね!

山口さん

ご自分で作成される場合は各種手続きが複雑になるため、一ヶ月程はかかりますので、公正証書をおすすめしております。

依頼者への対応で大切にしていることはどんなことでしょうか。

山口さん

できるだけ難しい法律用語を使わず、常にお客さまの立場に立ち、ご不安を抱えておられる皆様に寄り添うこと、安心を感じていただくことを心がけております。

そのほかに、大切にしていることはありますか。

山口さん

できないことは適切にお伝えするようにしていますが、まずはお気持ちに寄り添うことを大切にしております。

メッセージ

最後に、生前契約を検討している方にメッセージをお願いします。

山口さん

私たち、「日本リレーションサポート協会」は、常にお客様に寄り添うことを大切に、皆様の想いを確かにお預かりします。

創業26年の士業事務所が完全バックアップしますので、安心してご相談ください。

山口さん、ありがとうございました!

リレーションサロン(一般社団法人日本リレーションサポート協会)概要

~あなたの笑顔のために寄り添うご相談・ワンストップでシニアとその家族の心配ごと解決のお手伝い~

長年、司法書士・行政書士として相続の相談を受ける中で、「介護施設を探して欲しい」「あなたに身元保証人になって欲しい」と、相談者から切実な要望を受けてきた代表が、目の前の相談者の困りごとを手助けしたいという思いから生まれたのが「リレーションサロン」。現在、東京、大阪、名古屋のリアルサロンに加え、西宮はじめ順次サロンを開設準備中。資格者法人と連動し、ワンストップで相談者の困りごとに寄り添う対応で、シニアとその家族の心配ごとを解決し、安心して生活できる手助けをしている。